疑問は2種類に分けられる。
2018年10月24日 13時38分19秒 (Wed)

理学療法士協会が、こんなん公募してるん、知ってる?
無謀な挑戦であることは承知の上で、今、研究計画書を書き始めたところやねん。
きっかけは、バックグラウンドクエスチョンとはなんぞや?ってところ。
みんな知ってる?
バックグラウンドクエスチョン。
すごい大切な概念やから、説明するわ。
エビデンスベースで臨床を進める際に大事なことは、疑問を2種類に分類して勉強することや。
それがバックグラウンドクエスチョンと、フォアグラウンドクエスチョンなんやで。
バックグラウンドクエスチョンっていうのは…
・病態や、物品に関する一般的知識を問う疑問
Ask for general knowledge about a condition or thing
・2つの大事なコンポーネントから出来ている
1)5W1H (Who, What, Where, When, How, Why) と動詞verbで表せる
2)異常、検査、治療、その他のケアについての、ある側面に関して問う疑問である
例)心不全がどういう機序で(How?Why?)腹水の原因となるのだろう?等々
フォアグラウンドクエスチョンっていうのは…
・臨床上の決断や、行動をおこすために必要な専門知識を問う疑問
Ask for specific knowledge to inform clinical decisions or actions
・4つの大事なコンポーネントからなる
1) 患者 Patient and/or Problem
2) 介入群 Intervention or exposure
3) 比較群 Comparison
4) アウトカム Clinical outcomes, including time
参考にしたサイトはここや。勉強になるで。
ものすごく単純な表現にすると、
「この辺で美味いうどん屋ってどこにある?」みたいなのがバックグラウンドクエスチョンや。
「このうどん屋とあのうどん屋、どっちの方が美味いんや?」みたいなのがフォアグラウンドクエスチョンや。
バックグラウンドクエスチョンについては、悩んでも一緒や。
時間かけて考えても一緒や。
さっさとググったり、本を読んだり、先輩に聞いたらそれで解決できることが多いんや。
フォアグラウンドクエスチョンはそんなにすぐ答えが出えへんで。
PICOでちゃんと考えんとあかんねや。
わかった?

今、通勤時に読んでる本。
鷲田先生の言葉はとっても優しい。
以下一部抜粋。
近代社会というのは、ここの場所からあそこへ行くのに、どんな道を作ったらいいかというと最短距離にする。
山があればトンネルを掘り、川があれば鉄橋を渡す。できるだけ早くそこに着こうと最短距離を選ぶでしょ。
だれも、山の麓にそったり、川の流れにそって道の付け方をしてこなかった。
自己実現もそれと同じです。
目標を設定すると、それを実現するのにいちばん最短でできる道を選ぼうとします。
でも、寄り道のない一直線の道って、それこそ虚しくないですか。
(中略)
自己実現とは、今の自分が思っている目標を設定するわけですね。
つまり、今の自分が見える範囲で目標を設定し、それに向かって意味づけをするわけですが、今の自分に見えている目標なんて貧弱なもんじゃないですか。
実際には、何かやってる間に目標なんて変わっていくわけですよ。
だれかに会って、「ああ、こういう生き方もあったのか」とか「こういうことが大事なんだ」と、自分が当初、視野に入れていなかった新たな目標ができてくるんです。
絶えず立て換えていく。
目標って、そういうもんだと思う。
…これ、プランドハップンスタンスセオリーとか、キャリアドリフトとか…3月の学術大会の永井先生の話にダイレクトに繋がる思想やな。
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Tomoki Nakatani - 所在地
- 兵庫県宝塚市にある、宝塚リハビリテーション病院に勤めています。
- 職業
- 理学療法士です。
Certificated physical therapist in Neurology
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- I am interested in physiotherapy for improvement of gait ability of a patient with stroke hemiplegia.
And I'm a member of Japan Physical Therapy Association stroke guideline crew.
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