A fight one can't lose.
2018年6月13日 12時39分31秒 (Wed)

こないだの川村義肢本社での勉強会、良かったん。
いろいろ勉強になったんやけど、一番勉強になったこと。
下肢装具の足背部のベルトの端っこの、薄い生地みたいな部分があるやん?
あの薄い部分の名称、知ってる?
知らんでしょ?
あの部分の名前は…
ヘラヘラ
いやまじで。
まじでそうなんやから。
これ、補装具の認定試験に出るよ。

そのヘラヘラは無い方が患者さんがベルトをカンに通しやすい。
だから、今日、ジャッジを撮った患者さんのベルト…そもそも長すぎたから、短くする必要があったんやけど、ヘラヘラごと切ってみた。
ちょっとカクカクになったけど、すっきりしたわ。
そんな感じで、月に1度、川村義肢本社で開催される勉強会。
専用サイトがあるので次回以降の内容について興味のあるヒトは↓どぞ。
みんな大好きTS祭りの情報も書いてあるよ。
http://pacificsupply.wixsite.com/torilabo
I will show you some data maesured by Gait Judge system I could not introduce yesterday.

This is an image of a patient who is in charge of Fujitaka-Kun on the 2nd floor.
Looking at the waveform of the gastrocnemius muscle in the lower row, you can see that the peak is at the Initial Contact.

By increasing the number of therapists, you can see that the activity peak of the gastrocnemius muscle changes.
This patient is expected to reach high gait ability if we carry out the gait training well.

Next image is a patient with motor paralysis of the lower limb after the lumbar fracture which Fujii-kun is in charge of.
This patient is usually doing the gait training wearing T-Support on the lower leg on the side with motor paralysis.

This patient also changes the activity of the gastrocnemius muscles by changing the way of walking by increasing the number of assistants as well.
And this patient got more better training by trying another way today.
I will introduce it on another occasion.

今日のお昼休みは、アサイくんがこないだの日研茨城の伝達講習をしてくれました。
前回、同じ3階PTのカジカワくんが日研茨城の伝達講習をして、その時は総勢5名しか客が集まらなかったので、アサイくんはやる前から、
『せめてカジカワさんの人数は超えたい…』
って、めっちゃ気にしていたのでした。
結果、10名も!
お昼休みにこれだけ集めるのはなかなか大変なんですよ。
来てくれたみんな、ありがとう。
で、伝達講習の内容やけど。
結構わかりやすく疼痛の理学療法をまとめてくれてたので、スライドと全文をここにのっけておきます。

今回、私は疼痛に対するセルフエクササイズへと繋がる理学療法という講義を受けてきたので伝達させていただきます。
面白いなと思ったところを重点的に伝達します。

講師はつくば国際大学医療保健学部理学療法学科の永井智先生が講義をして下さいました。

この講義を受けた理由は臨床で疼痛に悩むことが多いためです。

特に介入後は改善するが翌日には戻っている、炎症がある人は炎症の軽減に伴い疼痛も軽減する、炎症がないのに疼痛が遅延するといったところに疑問を抱いていました。
そこで講義を受けると衝撃的な内容を知りました。

それが今年四月に出版されたこの慢性疼痛治療ガイドラインに載っているモビライゼーション、マッサージは積極的な実施は推奨されないという一文です。
これがなぜなのか簡単に伝達できたらなと思います。

では、なぜ治りやすい人と治りにくい人がいるのか
それは病態が違うからです

病態では大きく、急性痛と慢性痛に分かれます。
急性痛は主に炎症症状が出現しそれに伴い疼痛が出現します。そのため、炎症症状が消えれば疼痛はほぼほぼ消失します。
しかし、慢性痛は炎症症状がないのに疼痛が続いている状態です。
では、慢性痛がなぜ出現するのか

それは急性痛からの神経炎症、循環傷害、閾値の低下、恐怖があります。
特に永井先生が重要なのは恐怖と言われていました。
どういったメカニズムで恐怖が関係するのか、次の図で示されていました。

それがこの痛みの恐怖−回避モデルです。
痛みが発症しその後、楽観的な方は安心し、活動や運動を行うことで軽快・回復します。
しかし、悲観的な方は不安・恐怖感から活動を警戒・回避し不活動になることで、鬱・廃用により痛みの悪循環になるといったメカニズがあるみたいです。

慢性痛と急性痛の見分けかたは明確なものはないらしいですが傷害部位が治癒しているのにずっと痛みがある場合や
抗炎症薬、リリカなどを試しても痛みがある場合は慢性痛を疑うみたいです。

慢性疼痛患者の評価は皆様も行われていると思いすが、基礎的な痛みの強さ、部位などに加えて
心理状態や1日の過ごし方について評価するのが大切と言われていました。

次は慢性疼痛のリハビリテーションについてです。

永井先生は性疼痛治療ガイドライン2018に基づき話をして下さいました。

内容はこのような感じでモーターコントロールはエビデンスが高く強く推奨するらしいです。
モーターコントロールとは日本語で運動制御という意味で定義はまだ確立されていないのすが、簡単にいうと姿勢を安定させて動かして行くことらしいです。
そして、先程紹介したモビライゼーション、マッサージに加え物理療法はエビデンスが低いことです。
これはモビライゼーション、物理療法などは物やセラピストに依存しやすいといったことを言っておられました。

そして、認知行動療法・患者教育はエビデンスが高いと言っておられました。
これはモビライゼーションなどがエビデンスが低いのに繋がり、依存的ではなく精神面でのケア、支援に加え、こういった運動をしたらいいのですよ。といったご自身で運動して疼痛の軽減するのを感じてもらうのがいいといっていました。
集学的なリハビリテーションとはチーム医療のことで各職種が協力することがいいと言っておられました。

これらのまとめとして認知行動療法、患者教育の併用、モーターコントロールエクササイズを行うことが慢性疼痛を軽減させるためには有効であると言われていました。
認知行動療法は幅広く、具体的な方法はないとのことですが、永井先生が文献を読んだ結果、エクササイズの実践、活動量の自己管理、痛み行動日誌の記録が重要と言われおり、
特に活動量の自己管理、痛み、行動日誌では患者さんと共有し話し合うことで精神面へのアプローチも行うと言っておられました。
また、疼痛は軽減するには時間もかかるとの報告もあるため、リハビリ時間外のセルフエクササイズが有効と言っておられました。

セルフエクササイズがうまくいかない場合の注意点をご紹介します。
疼痛は軽減しているかなど、対象者の目的を達成できているか、
一方的にやって下さいではなく共感すること
達成経験を感じてもらい自己効力感を高めることが大切といっておられました。
では、具体的にどうすればいいのか、それは

共感できる仲間を作る。目標・到達度および自己効力感では定期的なチェックとプログラムの変更、記録をつける、記録のチェックといっておられました。

セルフエクササイズの内容の講義なんですが、10代、20代のスポーツ疾患の患者さまで行われており、回復期に入院されている患者様は行うことが
難しいようなアクティブなエクササイズであったため割愛します。

最後に痛みの評価をさらっとご紹介します。

痛みの評価では普段使用しているNRSなど強度であったり性質、時間、精神・心理面の評価も同時に行うとより信憑性が高いものとなります。
興味がある方は調べてみて下さい。

…アサイくん、お疲れさん。
明日はハスイくんが伝達講習。
何人集まるかな?
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プロフィール
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Tomoki Nakatani - 所在地
- 兵庫県宝塚市にある、宝塚リハビリテーション病院に勤めています。
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- 理学療法士です。
Certificated physical therapist in Neurology
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- I am interested in physiotherapy for improvement of gait ability of a patient with stroke hemiplegia.
And I'm a member of Japan Physical Therapy Association stroke guideline crew.
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