I am qualified as a Certified Physiotherapist in Management administration.
2018年5月15日 16時09分51秒 (Tue)

ムスッコの中間テスト1週間前。
国語のプリントを見て、気勢がそびれた。。。

今日は2017年度の認定理学療法士の合格発表でした。
ボキ、なんでもやってみたがるタイプなので、管理運営と、臨床教育と、補装具の3つ受験しました。
結論から言うと、管理運営は合格!
臨床教育と補装具は不合格!
…という、うれしさも中くらいなり、って感じの結果となりました。
臨床教育と補装具については、今年度また受験しよう。
協会の生涯教育のプランがグダグダだから…逆に言うと、認定を取得するチャンスはまだまだたくさんあるのだ。
前年度の試験を振り返ってみると、明らかに準備不足な部分があったから、今年度は早めに準備しよう。
ところで上の画像は、今回の試験の脳卒中の認定の合格者リスト。
337名が合格している。
会員番号からその内訳をみてみると、4年目が7名、5年目が31名、6年目が41名、7年目が43名、8年目が47名。
合格者337名のうち、8年目までの合計が167名。
ちょうど半分ですね。
これをどう解釈すればよいのでしょうね。
個人的には、もっともっと圧倒的に、若いヒトたちが認定を取得しているのかな、って思ってたんやけど、意外と10年目以上のセラピストも頑張ってるんだな。
そういえば受験会場でも、吉備国の同級生とか、近森の同期が居て、どっちも脳卒中を受験するって言ってたから。
若いセラピストも、10年を超えたセラピストも、それぞれの立場でいろんな不安感を抱いているのでしょうね。
In any case, I think it is a good thing that young physiotherapists are very keen to study.
We hold a physical therapist workshop about the gait theory of stroke patients in late July.
Currently, there are over 180 participants.
The overwhelming majority received recent applications was the third year or less.
It is very important to convey a truly effective gait training theory to a young physiotherapist who is not tied to a specific approach.
さて、今日はお昼休みに、ボキが講師で10分間勉強会。
今日お仕事がお休みで聞けなかったというヒトのために、以下に今日のスライドと読み原稿を全部アップしておきます。
興味のある人はどぞ。

今日から、不定期で「セラピストとして成長するための勉強の仕方」、というお話をしたいと思います。
本日のテーマは、「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教と因果推論」です。
では本題に入ります。

本日の勉強会の目的は、『相関関係と因果関係の違いがわかる』ということです。
では早速本題に入ります。

突然ですが皆さんこんな話、ご存知ですか?
数年前、マサチューセッツ州在住の女性が、運転免許証を取得するのに、スパゲッティの湯切りに使うザルをかぶった写真を提出して、免許を取得することができた、というお話です。
ネットを中心に結構な騒動となりました。
調べてみると2015年ごろのニュースです。
アメリカの免許証の証明写真は、特別な理由がない限り、帽子などをかぶることは許可されていませんが、このミラー・リンゼーさんは湯切りザルを被った写真で運転免許を取得できたんですね。
アメリカの運転免許証は、「医学的または宗教上の理由がない限り帽子などを頭に着けてはならない」というルールがあります。
つまり宗教上の理由があれば、何かを頭につけていても免許証を取得することができるということなんですね。
そこで彼女は、自分が「空飛ぶスパゲッティ・モンスター教徒である」と主張して、ザルをかぶった写真で運転免許の取得を試みました。
一旦は却下されましたが、免許センターのWEBサイトには「全ての宗教について同等に取り扱う」と記されていたため、行政不服申立てを行ったところ正式な理由として発行が許可されたそうです。

この空飛ぶスパゲッティ・モンスター教という宗教は、文字通り空飛ぶスパゲティ・モンスターの存在を信じる人々のことで、その存在の可能性はキリスト教の神と同じくらいあると主張しています。

略称がスパモン教
主な教義として、宇宙は空飛ぶスパゲッティ・モンスターによって創造された
・祈るとき、「アーメン」の代わりに「ラーメン」と言う。
・教祖や教団にお布施をする代わりに、そのお金は「貧困をなくす」、「病気を治す」、「平和に生きて、燃えるように愛して、電話の通話料を下げる」のに使う。
…などがあります。
みなさんうっすらとお察しだと思いますが、これは当然、キリスト教のパロディです。
しかし、2016年にはオランダで正式に宗教団体として認可が降りています。
なぜ、セラピストとして成長するための勉強の仕方、というお話の冒頭に、こんな話をするかというと、ちゃんと理由があります。
スパモン教が生まれた経緯から、我々セラピストが勉強をしてゆく上でとっても大切なことを学べるから、です。
そもそもこの空飛ぶスパゲッティ・モンスター教ができたのは、2005年と言われています。

2005年、アメリカのカンザス州の教育委員会において、進化論とともにインテリジェント・デザイン説も教えなければならない、という議決がなされました。
これが結構な騒動になったんですね。
ここでインテリジェント・デザイン説について説明しておく必要があります。

インテリジェント・デザイン説とは、生命や宇宙は「知性ある何か」によって設計されたとする説です。
『宇宙・自然界に起こっていることは自然的要因だけでは説明はできず、そこには「デザイン」すなわち構想、意図、意志、目的といったものが働いていることを認めよう』という理論です。
近年のアメリカ合衆国で始まったとされています。
インテリジェント・デザイン説は、神が7日間で世界を作ったという旧約聖書の創世神話が近代科学が発達するにしたがって否定されていたことに対する対抗策として唱えられた説、と言われています。
地球や生命体は何かしら大きな存在により作られたものだ、というかなり宗教的な考え方を、公教育において教えるということに違和感を抱くひとも多いかもしれませんが、ある調査では、アメリカ国民の4割が進化論を否定している、という報告もあるくらい、アメリカ国内ではダーウィンの進化論に対して否定的な空気があるんですね。
これに対し、ボビー・ヘンダーソンは、インテリジェント・デザインの導入に対し批判の意を込めて、スパモン教というパロディ宗教を作り、

ID説の信奉者は「平等のため、進化論のみならずインテリジェント・デザインも学校で教えるべきだ」と主張する。空飛ぶスパゲッティ・モンスター教団はこの点を皮肉って、「平等のため、スパゲッティ・モンスターが人類を作ったという説も学校教育で教えるべきだ」と主張したわけです。
つまりスパモン教というのは、疑似科学やカルト宗教などで行われる論理の飛躍や詭弁を使っているひとたちを皮肉っているわけです。

スパモン教の教えはその他にも、男性の乳首は痕跡器官ではなく、海賊が気温や風向きをはかるのに必要だったから存在する、とか。
あるいは地球温暖化、大地震、ハリケーンや他の自然災害は1800年代に始まる海賊の数の減少の結果である、とか…まぁいろいろあるわけですけれども。

『空飛ぶスパゲッティ・モンスターの福音書』という書籍で紹介されている理論の一つに、「地球温暖化が進むと海賊の数が減少する」というお話があります。
このグラフを見てください。
横軸が海賊の数。
縦軸が地球の平均気温です。
このグラフをみて、地球温暖化の進行と、海賊の数の減少には、どのような関係があると思いますか?
端的に表現すると、地球温暖化の進行と、海賊の数の減少の間には相関関係がある、ということができます。
相関関係とは、一方の値が変化すれば、他方の値も変化するという2つの値の関連性のことです。

しかし気を付けなければならないのは、相関関係にあるということと、因果関係があるということは別だ、ということです。
相関関係とは、一方の値が変化すれば、他方の値も変化するという2つの値の関連性のことです。
因果関係というのは、一方の値が原因となって、他方の値が結果となって生じるという2つの値の関連性のことです。

これはとあるブログ(blog.livedoor.jp/yoshiharu333/)でいくつか面白いデータが紹介されていたので見てみましょう。
相関関係と因果関係がよくわかるとおもいます。
これはプールで溺死した人数と米国の原子力発電所で発電された電力量のグラフです。
2つのデータには相関関係があります。
が、因果関係はありません。

同様に、プールでおぼれる人数とニコラス・ケイジの映画出演数は相関関係はありますが、因果関係はありません。

アメリカ、メーン州の離婚率と、1人あたりのマーガリン消費量は相関関係にありますが、因果関係はありません。

フィッシングボートから落ちて溺死した人数とケンタッキー州の結婚率は相関関係にありますが、因果関係はありません。

ではこちらはいかがでしょうか。
気象庁のホームページから持ってきたグラフです。
平均気温の上昇と、熱中症による搬送車の関係です。
この場合は、平均気温の上昇が原因となって、熱中症の発症者が増えて、搬送車が増えます。
つまり、相関関係があるし、因果関係にもある、ということになります。

今日のまとめです。
今日私が伝えたかったことは、相関関係と因果関係を区別しよう、ということです。
相関関係があるだけでは因果関係があるとは断定できません。
相関関係は因果関係の前提に過ぎないのです。
2つの変数の関係は本当に因果関係なのか?
これをしっかり考えることが、我々が論文を読んで勉強していく上でとっても大事な姿勢だと思います。
このことを、因果推論と言います。
次回以降、この因果推論について、少しずつ勉強してみたいと思います。
…てな内容。
続きはまた来週。
とにかくみんなが気軽に論文を読んで、互いに情報交換出来るような雰囲気の病院にしたいねん。
そしたらもっとスッキリ楽しく働けるはず。
学術活動を中心にした教育・管理体制を築いてみよう。
できるはずやわ。
だってボキ、認定理学療法士(脳卒中、管理運営)やから。
HAHAHA!
(おまけ)

今日ネットで見つけた論文。
慢性期脳卒中片麻痺者を集めて、ダンスの練習を一定期間行ったら、バランス能力が向上したが、歩行能力は変わらなかった。
あ…うん、きっとそうだろうと思った。
コメント
篠登録ユーザー
無題
相関と因果、全く関係ないですが、youtubeのマイケル・ジャクソンのスーダラ節を思い出しました。
投稿日:2018年5月16日 13:52
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And I'm a member of Japan Physical Therapy Association stroke guideline crew.
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