アルファがベータをカッパらったらイプシロンした。なぜだろう。
2017年10月25日 20時45分43秒 (Wed)

2階新人ヨシダくんの担当患者さんのジャッジ。
歩行器歩行。
緑がガストロ。

杖歩行。
こっちの方がとりあえず抗重力筋を鍛える効果は期待できそう。

そしてT-Supportを装着したら、筋活動のピークがもうちょっと遅くなる。
個人的にはこっちのほうが好きな波形かも。
どの歩行補助具を使うか、って永遠のテーマやな。
3単位のなかで、動作練習をしたいのか、抗重力筋を鍛えたいのか、その辺で柔軟に判断してけばよいのだろうけれども。

夕方、4階ヤマモトくんがコヒーレンス解析の勉強会をするって言うから、混ぜてもらった。
難しいわ~難しい。
でもちょっと全体像がつかめたかな。
近畿学会での発表、楽しみやね。

ちなみに途中からなつみが悟りをひらきはじめて。
なんだろう、このまなざし…何かに似てるな、と思ったら。

菩薩だった。
ありがたやありがたや。
最後に少しマニアックな話をしましょうか。
なぜなつみはヤマモトくんのプレゼン中に悟りを開こうとしたのか。
そこになつみの意志は存在したのか?
人間に自由意志があるかないか、つまり我々の判断が自分で決めたものかについて調べた、有名な実験があるん。
米国人生理学者ベンジャミン・リベットが80年代に行った有名な実験。
リベットは、自由意志が存在するかどうかを確かめようと思って、「被験者に好きなときに手首を動かしてもらい、その時の脳活動を観察する」実験をしたん。
もし、人間に自由意識があるんやったら、動かそうという意識がまずあり、それから脳の活動が始まるに違いないと考えたんだな。
ところが結果は逆だった。
被験者が「動かそう」と意識する約0.5秒前に、脳が手を動かす「準備」を始めていることが明らかになったのでした。
つまり、意識的に「動かそう」と決定する前に、脳はすでに運動の「準備」を完了しているのですね。
さらに新しい研究では、本人が「動かそう」と意図する7秒前に既に脳は「準備」に入っているという報告もあるん。
このことから、意識は、無意識に脳がすでに行ったことを、遅れて認識したにすぎないんじゃないか、って考えられてる。
ボキの大好きな東大の池谷先生の本にも、『自由な意志なんてよくできた幻覚にすぎない』って書いてあった。
これって、なんだか悲しいような気もするし、でもどっかで救われるような話でもあるかな。
なつみが悟りを開こうとしたのも、なつみの意志じゃない。
日々のさまざまな判断が自分の自由な意志によるものじゃないのかも、って思うだけで、救われることがたくさんあるように思いません?
とりあえワイン飲むわ。
自分の意志じゃないけど。
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Tomoki Nakatani - 所在地
- 兵庫県宝塚市にある、宝塚リハビリテーション病院に勤めています。
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- 理学療法士です。
Certificated physical therapist in Neurology
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- I am interested in physiotherapy for improvement of gait ability of a patient with stroke hemiplegia.
And I'm a member of Japan Physical Therapy Association stroke guideline crew.
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