ラダー&ラダー&ラダー。

2016年12月4日 20時51分43秒 (Sun)

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これ、昨日の今頃。
近江温泉病院のエライヒトになった、吉備の同級生のイトウ氏。
次の春はね、近江温泉病院付近の宿泊施設を使って、宝塚リハの若い衆も連れてって、合同で夜通しの勉強会しよう、って話になったの。
ホンマやで。

みんな、来年の6月あたり、準備しといてや。



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近江温泉病院の廊下でさ、院内の各部署がポスター発表してたん。
院内の学術活動なん。
こういうの、ええなぁ。

宝塚リハビリテーション研究会も、負けてられないね。
こんなテンション上がるものを見せられたあとに、臨床歩行分析研究会の動作分析セミナーの告知メールが来て。
なんだかテンション上がってたから、行ってみよう、って気分になって。
もっともっと勉強しよう、一生勉強しよう、と思ったことでした。

イトウ氏、ありがとう。




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今日は久しぶりの日曜出勤。
デスクに、ラダーの資料がいっぱい届いてる。
研究開発部門長になって…いろいろ失ったものがあるけれど。
良かったなぁ、と思うことの一つが、病院のお金で欲しい本を買えること。
ラダー…勉強するぞ。
ボキの後をついてこようとしている若い衆のためにも、ラダーを上手く運用することがとっても大事だと思ってるの。



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今日は終日、事務所にこもってラダーの資料に目を通してたんだけどね。
1回だけ、モリイちゃんの新患さんの評価をお手伝いさせてもらいました。
そしたらモリイちゃんから、石垣島旅行のおみやげもらった。

…もうボキのデスクはお酒であふれるぜ!

あ、でもみんな、もしボキにおみやげをくれるというなら、お酒でよいのですよ。







…というわけで、今日はほとんど病棟に上がらず、ずっとラダーのお勉強をしてたの。
ではその一部始終を公開しようか?
以下、真剣に長くなるから、クリニカルラダーに興味無いひとは読まなくてよろしくてよ。



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まず初めに、キャリアとは何か?
キャリアをデザインするとはどういうことか?について考えてみたいと思います。
キャリア(career、carrier)の語源は、英語の馬車「carriage」の轍(わだち)だと言われています。
そこから、人がたどる行路やその足跡、経歴、遍歴なども意味するようになりました。
自分が歩んできた人生の長い道のりをふりかえると、そこにはそれまで自分の馬車が刻みつけてきた轍が残されています。
人生の終焉まで馬車は歩み続け、そこに轍というキャリアができるのです。
つまり、キャリアはあらかじめ決めて(プランニングして)おくものではなく、ある時点でふと自分のやってきたことを振り返り、「あぁ、これが自分のキャリアだったんだ」と認識するのが本来の意味なんです。
当然ですが轍は馬車が走った後にできます。
走る前にはできませんから、あらかじめキャリアプランを計画すること自体無理のある話なのかもしれません。
まあでも、それでも、どうやって前を向いてキャリアプランを考えるか、って話を今からするんですけどね。

「キャリア」について考えるということは、生涯の様々な過程で、自分と向き合い、自分の仕事や人生に意味を見つけ、自らの役割の価値や自分と役割の関係を見いだしていくことであると言えます。
そして、そのことを通して初めて、自分がこれからどこに辿りつけそうなのか、どこへ向かいたいのかの展望が見えてくるのかもしれません。

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ヒトのキャリア形成については様々な理論が提唱されていますが、代表的なものの一つに、プランドハップンスタンスセオリー(計画された偶発性理論)というものがあります。
これはスタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授によって提唱されたもので、「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」とし、その偶然を計画的に設計して自分のキャリアを良いものにしていこう、というポジティブな考え方です。
20世紀末に発表されたこの理論が米国で注目を集めた背景には、「自分のキャリアは自分自身で意図的に職歴を積み上げて形成するもの」という従来型のキャリア論の限界がありました。
それまでは「自分の興味、適性、能力、周囲の環境などを合理的に分析すれば、目指すべき最終ゴールやそこへ至るステップアップの道筋までが明確になる」はずと考えられてきましたが、実際にはそうしたアプローチが必ずしも有効とは限らないことが分かってきていたのです。
むしろ変化の激しい時代において、あらかじめキャリアを計画したり、計画したキャリアに固執したりすることは非現実的であり、すべきでないとクランボルツ教授は指摘します。
これって、セラピストのキャリアを考えるときにも、非常に役立つのではないでしょうか。

…つまり、すごくざっとした表現になりますが、セラピストとしての自分のキャリアを考えるときに、まぁそんなにがちがちに固める必要はないんだから。
できることからやっていきましょう。
そういうお話。

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キャリアデザインという言葉は、そのまま解釈すると、自分自身のキャリアを設計すること、構想すること、という意味になります。
自分の目指している姿に向かって努力をし、その状態に達することができれば、それに越したことはありません。
しかし、いつでも、みんなが、その状況をつくりだせるわけではないですよね?
多くのヒトが、先が見えなかったり、これでよいのかと悩んだり、進む道を迷ったりしながら、仕事をしています。
そのような状況は、自分のキャリアに霧やモヤがかかったようなイメージから、『キャリアミスト』と呼ばれます。
霧の中で迷いながら探しているのは、自分自身の仕事のあり方、仕事を通した価値観、将来の自分の姿…いろいろあります。
この迷いの時期を抜け出すには、キャリアをデザインした方がまぁいいことが多いんじゃないの、ってお話です。
霧の中で迷ったとき、遠くばかりを見つめてもやるべきことが見えなくなります。
数年後の自分の未来像を展望し、その状況に到達するために段階的に自己目標を設定し、近い目標を一つ一つ達成する努力をする。
そしたら、ただただ迷ってるときよりも、自分の仕事に対する『充実感』『幸福感』『納得感』を得られやすいやん?
そんな状況を作り出してみませんか?ってのが、キャリアデザインの本当の意味なのです。
そしてそのために、クリニカルラダー、キャリアラダーが役に立つよ、というお話です。

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あ、ちなみにさっき出てきたプランドハップンスタンス理論で、個人のキャリアの80%は予想していない偶発的なことによって決定される、という話がありました。
じゃあどうしたらいいの、ってお話ですけれども。
予期しない出来事をただ待つだけでなく、自ら創り出せるように積極的に行動したり、周囲の出来事に神経を研ぎ澄ませたりして、偶然を意図的・計画的にステップアップの機会へと変えていくべきだというのが同理論の中心となる考え方です。
80%の偶然がプラスに働く人とそうでない人がいる。
そして、プラスに働く人には、「好奇心」「持続性」「楽観性」「柔軟性」「冒険心」が備わっている、と言われています。
これら5つを備えている人は良い偶然を引き寄せることができる。
だから、自分のキャリアを考えるときには、悲観的にならず、好奇心をもって前向きに取り組んでいきましょう、と。
そのそうしたら、ええことが起こりますよ、と。
これを、計画された偶発性、って言うんですね。
少し話がそれたので、キャリアラダーの話に戻ります。






…どう?
こんな話、興味あるかい?

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プロフィール

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ニックネーム
中谷知生

Tomoki Nakatani
所在地
兵庫県宝塚市にある、宝塚リハビリテーション病院に勤めています。
職業
理学療法士です。

Certificated physical therapist in Neurology

自己紹介
I am interested in physiotherapy for improvement of gait ability of a patient with stroke hemiplegia.
And I'm a member of Japan Physical Therapy Association stroke guideline crew.

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