「正しいこと」は、それを「正しい」としてきた人々の権威と一体化している。

2016年11月18日 23時20分22秒 (Fri)

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改めて、カジカワくんの担当患者さんで側方介助の検証をしてみたのだ。

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後方介助と比べた場合のメリットとデメリットを確認したくて。
最大の違いは『スタスタ感』に尽きるね。
動きを見せられないのが残念だけど、これまでのアプローチに比べて本当にスタスタと歩けるんだから。
ガストロの筋収縮も、良い反応。

ただ、足関節の動きについては後方介助に分があるかな。
この辺は目的を明確にして、選択する必要があるんじゃないかな。
とれとれピチピチの動画、早速明日の高知のセミナーで流してみよう。
あ、こないだ借りた甲野善紀氏の本にええこと書いてあったから、メモしておきます。






「正しいこと」は、それを「正しい」としてきた人々の権威と一体化しており、その「正しさ」を揺るがすことは、タブーである。
「正しさ」に根拠はなくとも、身体に染み込ませれば、それが「正しい」と感じられるようになる。
この「正しさ」の伝承のために行われるのが、反復練習である。
そうして権威も継承される。
甲野は、科学的トレーニング批判とあわせて、自由な工夫を許さないスポーツ環境、とくに根拠のない反復練習に対する批判を繰り返し唱えてきた。
「今のスポーツの練習法は、『数やれば何とかなる』という発想で、ただひたすら反復練習することが中心になっているでしょう。繰り返し稽古することがいけないわけではないですけれど、いろいろ工夫してやっているうちに結果として反復になるのと、何も考えずに反復していればいいというのとでは、まるでちがう。下手な動きで繰り返せば、下手な動きのクセをつけるだけです。しかも、たとえ下手でも繰り返し行って身につければ、それなりに役に立つため、違う世界が見えてこないのです。
それに対して小さな子供が、誰にも教わらずに、何度も何度も立ったり歩いたりする練習をして、だんだん歩けるようになる過程は、たしかに反復しているようですが、『こうかな、こうかな』と自分の経験をフィードバックしては探求しているわけで、ただ反復しているわけではないでしょう。
(中略)
ただの反復じゃなくて、そのたびに学んでいる。つまらないけど、とにかく繰り返すというのではありません。義務化して繰り返しやるというのは、絶対に効率的な学習法ではないと思います。それでは感覚を鈍らせるだけですから。微妙な感覚が浮き上がってくるというような練習法でなくてはならないと思うんです。」






…しかしリサーチマインドを育むって、難しいな。

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プロフィール

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ニックネーム
中谷知生

Tomoki Nakatani
所在地
兵庫県宝塚市にある、宝塚リハビリテーション病院に勤めています。
職業
理学療法士です。

Certificated physical therapist in Neurology

自己紹介
I am interested in physiotherapy for improvement of gait ability of a patient with stroke hemiplegia.
And I'm a member of Japan Physical Therapy Association stroke guideline crew.

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