幸運の女神には前髪しかない。そういえば深キョンもそんなこと言ってたっけ。
2016年5月31日 19時38分25秒 (Tue)

休日。
まだ札幌の疲れが残ってるンゴねぇ。
昼間っからビール飲みながら、バイメカの勉強しながら、あっちこっちからやってくる仕事がらみのメールをさばきながら、タッツーと光岡英稔の対談本『荒天の武学』って本を読んでたの。
これ、タッツーと武道家の対談本なんだけど。
技術体系をどう確立して、伝承するか、ってことについて徹底的に深く掘り下げて議論してて、理学療法の技術指導にもとっても役に立ちそうなの。
その冒頭部、「運の力」って部分。
光岡:こうして振り返ると私も韓氏意拳に出会う前にいろいろな武術家の方に出会うご縁をいただきました。個人として見れば、たいへん優れた遣い手の方もいました。そういう人は教え方がうまいかと言うと、そうでもなかったりします。なぜかと言うと実際の経験や体験から得たものが、本人にとってあまりにもリアル過ぎて言葉にならないのです。だから、当人の経験、体験が教学という体系にならず、他人に伝えられる形にならないわけです。
私がハワイに住んでいた頃、シラットのジム・イングラムという先生に教えていただく機会がありました。ジム・イングラムの指導でいちばん覚えているのは、技術の話ではありませんでした。彼はこう言いました。
「"It was a way of survival for me."シラットというのは、私にとって生き抜くための手段だったんだ」。そして、シャツをめくり、話を続けました。「ほら、見てごらん。ここに銃弾の痕がある。それからここにナイフで刺された痕がふたつあるでしょう」。
見るとどこも急所なんですよ。そこでイングラムは続けて、「でも、私は今ここに立って、みんなにシラットを伝えられる。なぜかわかりますか?その理由はふたつしかありません。ひとつは、私はあきらめなかった。もうひとつは運が良かった。このふたつだけです」。つまりイングラムにとってシラットの技術そのものは関係ないわけです。それでシラットを覚えろと言われても(笑)。
内田:「あきらめなかった」と「運が良かった」ですか。うーむ、それは良い話ですねえ。
光岡:どちらも何もしなくていいということですよね。
内田:でも、運がいいというのは、すごく大事ですよ。だって、運ていうのは個人の努力でどうこうなるものじゃありませんから。
光岡:そう。だからこの話の重要な点はふたつ。つまり、自力と他力について彼は語っています。イングラムに限らず、誰しもこのふたつが拮抗しているからこそ、今ここに存在していられるわけです。
シラットを習いに来た人たちは、だから「私たちはどうしたらいいの?」という表情を浮かべていました。それよりも技術を教えてよと。けれども私はイングラムの言葉で、シラットの体系が見えました。つまり大きな図面が見えたので、あとは技術はすらすら入ってくる。
内田:「あきらめないこと」と「運が大事」というのがメソッドの骨格なんですね。
光岡:技術にばかり目がいくと、言わんとする「妙」に辿りつけないんですよね。そういう意味では、誰から学ぶかというのも含め、運の良さは大事ですよね。ただ難しいのは、訪れ方がみんな違いますから。
内田:運のいい人は、「ここぞ」というときを絶対に逃さないですね。身体能力がいくら高くても、運が巡ってきたときにまごまごしていると取り逃がしてしまう。よく「幸運は前髪しかない」と言うじゃないですか、後ろは禿げてて髪の毛がない。
光岡:けれども、つかみにかかるとそれも過ぎた行為で、欲張ると運は去ってしまいますね。
内田:ほんとにそうですね。たまたまやってきた運は逃さないようにしないといけない。かといって、いつも幸運を求めてきょろきょろしている人の身にはあまりいいことが起こらない。
バタバタした5月が終わって、バタバタする6月がやってくるンゴねぇ。
早速今週は2日に川村義肢のカワグチさんとトウシャさんが例の新しい整形外科疾患用T-Supportの試作品を持ってきてくれるんだ。
それから7日は手術から2年目の検査。受診結果をは21日。ドキドキするンゴねぇ。
6・8・9・10日と院内でバイメカの研修会の講師。
このあたりまでにリハケアの抄録をまとめなきゃ。
11・12日に京都でリハ医学会、先端リハ機器研究会。
17日に出張報告。一方その頃って何回言おうか。
18日はおいどんといっしょに近江温泉病院で落語させてもらう。
20日にT-Supportを購入してもらった大阪の病院で使い方セミナー。
22日に院内でドラえもん安井氏の院内での講義、懇親会。
この前後あたりでダイヤ工業からイケダ氏が新しいパワーアシストウェアを持ってきてくれるはず。
またデータ撮るぜ。
その翌週はもう7月、兵庫県理学療法学術大会だ。
楽しいイベントが山盛りンゴねぇ。
健康第一でいきましょう。
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Tomoki Nakatani - 所在地
- 兵庫県宝塚市にある、宝塚リハビリテーション病院に勤めています。
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- 理学療法士です。
Certificated physical therapist in Neurology
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- I am interested in physiotherapy for improvement of gait ability of a patient with stroke hemiplegia.
And I'm a member of Japan Physical Therapy Association stroke guideline crew.
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