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Friday, August 04, 2017

今日も面白い評価ができた。

ようやく迎えた金曜日。
ということは奈良リハさんに行かせていただいてから早や1週間か…
あまりにもバタバタした日々だった。。。

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朝から3階でウメモトくんの患者さんのジャッジ。

超重度の麻痺と超重度の高次脳機能障害を呈している患者さん。
体幹はある程度しっかりしているが、どうにもこうにも自発的に歩行動作を行うということが難しい状況。
こういった状態の患者さんの超重度介助歩行でよくあるパターンで、非麻痺側の下肢もなかなか前に出てこない、かつ非麻痺側の踵接地ができなくて、足尖からの接地になってしまう状況。
上の画像はセラピスト1人で後方介助。
筋電図はいつものごとく、緑がガストロ、青が前脛骨筋。

…でね、この患者さんでセラピスト2人が側方について介助したらどうなるか、ジャッジとってくれ、ってウメモトくんがいうわけさ。
何度か一緒に側方介助さしてもらったんだけど、現状ではいろいろ障壁が多くて、なかなか納得できる側方介助ができてないんだけど。
でもとりあえずやってみた。

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そしたらあんた、これ、見て、このガストロの反応!
遊脚期にお休みが!
ヒロニキ的に言うと、フェージックやん?
素敵やん?

なんでだろう、不思議だね。
歩行時の反応を見てる分には…後方介助と側方介助で歩容にがらりとした変化は受けなかったんだけど。


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午後は2階でジャッジ祭り。
新人ヨシダくんの新人発表がらみの評価。
後方介助。

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側方介助。
ガストロもプチ変化があるし、なによりストライドがめっちゃんこ伸ばせてる。
背屈角度が良い感じ。



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続きましてオガタさんの患者さん。
後方介助。

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側方介助。
ほら、立脚後期のガストロの選択的な筋活動が見られるでしょ?

ボキが考えている理学療法は極めてシンプルで、一番大事なことは、片麻痺患者さんの歩行能力を向上させるために、治療者がどういう運動をインプットするべきか、ということ。
そこさえブレなきゃ、どんな道具を使うか、なんてことは枝葉の議論やねん。
いや、枝葉というよりも、どんな道具をどう使うべきかなんて、自然に収束するはずやねん。
あのポンコツロボがいかに危険なデバイスか、ってことも簡単にわかるはずやねん。

今日の3症例でいうと、『片麻痺者は非麻痺側のストライドを伸ばすと麻痺側の下腿三頭筋の筋活動が賦活される』って先行研究で明らかにされてることをどうやって臨床に落とし込むか、がポイントやん?

それを考えると、やっぱり理学療法のさらなる発展のために決定的に不足してるのは客観的評価やと思うねん。
パシフィックさん、もっと頑張ってゲイトジャッジを普及させましょう。




…というわけで、ようやく連休です。
お仕事がたまりまくりラクリマクリスティなので、土日は昼間っからワイン飲みつつ、在宅ワークします。
読みたい本もいっぱいあるし。
じゃあの。
 


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ニックネーム
中谷知生
所在地
兵庫県宝塚市にある、宝塚リハビリテーション病院に勤めています。
職業
理学療法士です。
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