福沢諭吉って面白い。
2019年4月9日 18時34分03秒 (Tue)

ごめん、毎日毎日サクラの写真のっけて。
でもめっちゃ楽しみやねん。
おかしなこと言ってるのは重々承知の上で、なんというか…植物に対して恋愛感情を抱いてるのではないかというくらい愛おしいのだな。
ほんま、頭変になったんやろか?
話変わるけど、お札のデザインが変わるらしいやん?
まぁどうでもええ話やけど。

タイムリーなことに、こないだ図書館でボキ、ニーチェの本だけじゃなくて、福沢諭吉の「福翁百話」って本を借りてたんや。
これがなかなか面白いねん。
福沢諭吉って、『人間なんてウジムシと一緒や』みたいなことをめっちゃ言うねん。
例えば「人間の安心」って文章。
『人生本来戯と知りながら、この一場の戯を戯とせずして恰も真面目に勤め、貧苦を去て富楽に志し、同類の邪魔せずして自ら安楽を求め、五十、七十の寿命も永きものと思うて、父母に仕え夫婦相親しみ、子孫の計を為し又戸外の公益を謀り、生涯一点の過失なからんことに心掛るこそ蛆虫の本分なれ。
否な蛆虫の事に非ず、万物の霊として人間の独り誇る所のものなり。唯戯と知りつゝ戯るれば心安くして戯の極端に走ることなきのみか、時に或は俗界百戯の中に雑居して独り戯れざるも亦可なり。人間の安心法は凡そこの辺に在て大なる過なかるべし。』
現代語訳をしてるサイトを参照すると、
『人生はもともと遊戯や冗談のようなものだと自覚しながら、このわずかな間の人生の遊戯や冗談を遊戯や冗談とはせずに、まるで真剣なもののように真剣に努力し、貧しさや苦悩を離れて豊かに幸福になることを目指し、宇宙から見ればほんの一瞬であったとしても五十年・七十年のこの人間のいのちも長いものだと思って、父母に孝行を尽くし夫婦は仲良く過ごし、子や孫のために準備やできるだけのことをしてあげて、また自分の家族以外の公共の利益についても思いをめぐらし努力し、生きている間は一点もあやまちがないように心がけてこそ、ウジムシの本分・本来尽くすべきつとめというべきものでしょう。
いや、これはウジムシのことではありません。
万物の霊長としての人間だけが誇りうるものなのです。
ただ、もともと遊戯や冗談だと自覚しながら遊戯や冗談をしていれば、気楽なものですし、遊戯や冗談が極端に走ることがないだけでなく、場合によってはあまりにも凡庸で通俗的なこの世界のさまざまな悪い冗談やざれごとの中に混じって住みながら、自分だけは悪ふざけはしないで生きるということもできます。人間が安心立命して生きていく方法というものは、だいたいこのようなところにあると言ってそんなに間違っていないことでしょう。』

今年も新人セラピストの研修の大トリに、学術活動の意義についてお話しさせていただきました。
そこでも話したんやけど、人の一生なんて本来戯れであって、セラピストにおける学術活動もね、まぁ一種の戯れなんちゃうか、と思うねん。
だからボキ、学術活動を強制するつもりはこれまでも、これからも、絶対無いん。
ただただ楽しいから、やるだけ。
でも「この一場の戯を戯とせずして恰も真面目に勤め」てみたら、きっと日々の臨床が楽しくなる。
ということに、気づいてもらえたらええな、と思うんや。
わかってもらえます?
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プロフィール
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- 中谷知生
Tomoki Nakatani - 所在地
- 兵庫県宝塚市にある、宝塚リハビリテーション病院に勤めています。
- 職業
- 理学療法士です。
Certificated physical therapist in Neurology
- 自己紹介
- I am interested in physiotherapy for improvement of gait ability of a patient with stroke hemiplegia.
And I'm a member of Japan Physical Therapy Association stroke guideline crew.
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